占いは、人を幸せにするための手段。「占術のデパート」鳳灯音 美里先生が届けたい言葉
タロットやインド占星術、手相など多彩な占術を扱う鳳灯音 美里先生。恋愛・人間関係の悩みへの向き合い方や、占いを通じて届けたい言葉、鑑定スタイルと魅力を紹介します。
鳳灯音 美里先生について
タロット、インド占星術、手相、姓名診断、石占い、土占い、易占いなど、さまざまな占術を扱う鳳灯音 美里先生。
明るく気さくな会話で相談者の緊張をほぐしながら、必要な場面では、現実的な言葉も率直に伝えます。
美里先生にとって、占いは未来を一方的に決めつけるものではありません。
その方が自分自身の価値を思い出し、明日を少し生きやすくするための手段です。
なぜ占い師になったのか。どのような方の力になりたいのか。そして、数多くの占術をどのように使い分けているのか。
鳳灯音 美里先生の鑑定を形づくる考え方を聞きました。
自分が受けたい鑑定を、自分でつくろうと思った
――占い師を始めたきっかけを教えてください。
もともと私は、占いを受けることが大好きでした。
いろいろな先生の鑑定を受け、「この占術は面白い」「これは自分でも学んでみたい」と感じることは何度もありました。
一方で、一度の鑑定によって、すべての悩みが消えたり、人生が劇的に変わったりした経験があったわけではありません。
たくさんの鑑定を受けるうちに、「私は、こんなふうに言葉を届けてほしい」「占いの結果だけではなく、その人の気持ちや背景まで見た鑑定があってもいいのではないか」と考えるようになりました。
それなら、自分が受けたいと思える鑑定を、自分でつくってみよう。
そう思ったことが、占い師としての始まりでした。
占いを学べば学ぶほど、単に結果を当てることよりも、その結果をどのような言葉で伝えるかが大切だと感じるようになりました。
同じカードが出たとしても、目の前にいる方が置かれた状況や、これまで歩んできた背景によって、必要な言葉は異なります。
美里先生の鑑定は、占術の結果だけを見るのではなく、まず目の前にいる相談者を見るところから始まります。
占いは、人を幸せにするための手段
――美里先生にとって、占いとはどのようなものですか。
占いそのものは大好きです。
カードを手に取ることも、星を読むことも、新しい占術に触れることも楽しいと感じています。
けれど、占いをすること自体が、私の最終的な目的ではありません。
「あなたは、ここにいるだけで価値がある」
私が占いを通して伝えたいのは、この言葉です。
悩みの中にいるとき、人は自分の魅力や、これまで頑張ってきたことを見失いがちです。
恋愛がうまくいかなければ、「私に魅力がないからだ」と思うかもしれません。
誰かとの関係につまずけば、「自分は人とうまく関われない」と、自分を責めてしまうこともあります。
けれど、一つの恋愛や、一人との関係だけで、その方の価値が決まるわけではありません。
カードや星、名前、手のひらには、本人がまだ気づいていない性質や可能性が表れます。
占いを使って、それを一つずつ言葉にしていく。
自分自身の価値を思い出し、「もう一度やってみよう」と思えるところまで一緒に進む。
それが、私が占い師としてしたいことです。
恋愛の悩みの奥にある「人との関わり方」を見る
――どのような相談を得意としていますか。
ご相談として多いのは、やはり恋愛です。
相手の気持ちを知りたい。関係を進めたい。別れた相手ともう一度つながりたい。
入口は恋愛の相談でも、じっくりお話を聞いていくと、悩みの背景に、対人関係全体の難しさが隠れていることがあります。
相手へ本音を伝えられない。
嫌われることが怖くて、必要以上に我慢してしまう。
自分より相手を優先し続け、苦しくなってしまう。
恋愛は、そうした「人との関わり方」が、特に強く表れやすい関係です。
恋愛の悩みは、単に相手の気持ちが分かれば解決するとは限りません。
なぜ自分はこの関係から離れられないのか。なぜ相手へ本音を言えないのか。なぜいつも似たような関係を選んでしまうのか。
相手を見るだけでなく、相談者自身の心や、これまで経験してきた人間関係にも目を向けることで、本当の悩みが見えてくる場合があります。
過去の経験から、自分を信じにくくなっている方へ
美里先生のもとには、家族との関係に悩んできた方や、過去の経験から自分に自信を持ちにくくなっている方も訪れます。
幼い頃から周囲へ気を遣い、自分の気持ちよりも、誰かの機嫌を優先してきた。
否定された経験が重なり、「自分が悪い」と考えることが当たり前になっている。
そのような経験があると、大人になってからも、恋愛や仕事の人間関係で必要以上に我慢してしまうことがあります。
美里先生自身も、決して平坦とはいえない経験を重ねてきたからこそ、相談者の言葉を簡単には否定しません。
「こうするべきです」とすぐに正解を押しつけるのではなく、なぜそのように感じるようになったのかを一緒に見つめます。
そして、その方が今できる、小さな一歩を探します。
一歩進んで、二歩下がってもいい
――継続して相談されるお客様には、どのような変化がありますか。
長く鑑定を受けてくださっている方に対しては、一度にすべてを変えようとはしません。
「まずは、これをやってみよう」と、その方が今できる範囲の行動を一緒に決めます。
実際にやってみて、少しでもできたことがあれば、その変化を一緒に確認します。
そこまでできたのであれば、次はここまでやってみよう。
そのように、小さな成功体験を一つずつ積み重ねていきます。
人は、一直線には変わりません。
一歩進んだあとに、不安になって元へ戻ってしまうこともあります。
一歩進んで、二歩下がるように感じる日があってもいい。
それでも、以前ならできなかったことが一つできたのであれば、それは確かな変化です。
鑑定を重ねる中で、相談者自身には大きく変わった自覚がなくても、少しずつ選ぶ言葉や行動が変わっていくことがあります。
美里先生は、未来を一方的に言い渡す人ではなく、相談者と並んで歩く伴走者でありたいと考えています。
「占術のデパート」のように、さまざまな方法を使い分ける
――美里先生の鑑定には、どのような特徴がありますか。
美里先生の特徴の一つが、扱う占術の多さです。
タロット、ルノルマンカード、オラクルカード、インド占星術、手相、姓名診断、ジオマンシー、易、石を使った占い、ダイス、心の状態を整理するためのカードなど、相談内容に応じて、さまざまな方法を使い分けます。
本人は、自身のスタイルを親しみを込めて、「占術のデパートのようなもの」と表現しています。
一つの占術だけで結論を出すのではなく、異なる角度から同じテーマを見つめることができる。
それが、複数の占術を扱う美里先生の強みです。
例えば、相談者が「相手はこういう人だ」と思い込んでいたとしても、別の角度から見ると、意外な本音や事情が見えてくることがあります。
「自分にはこの選択肢しかない」と感じていた方に、これまで気づいていなかった可能性が見つかることもあります。
複数の占術を使うことは、鑑定を華やかに見せるためではありません。
一人の人や一つの悩みを、簡単な言葉だけで決めつけないための方法です。
相談内容によって、適した占術を選ぶ
――占術は、どのように使い分けているのでしょうか。
占術は、どれか一つが、すべての悩みに優れているわけではありません。
相談内容や知りたいことに応じて、適した占術があります。
例えば、複数の選択肢について、はっきりとした方向を確認したい場合には、易やジオマンシー。
相手の感情や、相談者自身の心の奥を丁寧に見たい場合には、タロットやルノルマンカードなどのカード系の占術。
人生全体の流れや、物事が動きやすい時期を確認したい場合には占星術を使います。
生まれた時間などの詳しい情報が分からない場合には、手相など、別の方法から確認することもできます。
同じテーマを複数の占術から見ることで、一つの方法だけでは見えなかった一面が浮かび上がります。
相談者が本当に知りたいことは何か。その答えを得るためには、どの占術が適しているのか。
美里先生は、持っている占術をすべて使うのではなく、その相談に必要な方法を選びながら鑑定を進めます。
ただ慰めるだけではなく、現実的な次の一歩まで考える
美里先生の鑑定は、明るく、会話のテンポがよいことも特徴です。
初めて占いを受ける方の中には、「何を話せばよいのだろう」「うまく説明できなかったらどうしよう」と緊張する方もいます。
最初から、きれいに話をまとめる必要はありません。
思いついたことから話していただき、会話の中から、悩みの中心を一緒に見つけていきます。
友人や家族には言いにくかったことも、必要以上に深刻な雰囲気にせず話せる。
「こんなことを相談してもいいのかな」と身構えていた方でも、気づけば笑いながら本音を話していた。
美里先生は、そのような鑑定を目指しています。
ただし、優しい言葉だけを並べるわけではありません。
相性が難しい場合や、今は無理に動かないほうがよい場合には、その現実も率直に伝えます。
大切なのは、「良くない結果が出た」で終わらせないことです。
それでは、どのように接すれば関係を続けられるのか。
今すぐ動かないのであれば、何を整える期間にすればよいのか。
相談者が自分の意思で、次の行動を選べるところまで具体的に整理します。
話しづらいことほど、そのまま聞かせてほしい
――美里先生の強みは、どのようなところだと思いますか。
美里先生は、自分の強みを、「相談内容を聞いて、簡単には驚いたり、否定したりしないこと」だと話します。
人は、悩みが深くなるほど、その一部を隠して話そうとします。
相手との関係。
自分がしてしまったこと。
家族との過去。
誰かに話せば、責められるのではないか。理解してもらえないのではないか。
そう考えて、悩みの核心を一人で抱えていることがあります。
美里先生自身も、さまざまな出来事を経験してきました。
だからこそ、表面的な正しさだけで相談者を判断せず、「なぜそうなったのか」「本当は何を望んでいるのか」を一緒に見つめます。
もちろん、何でも肯定するわけではありません。
変えたほうがよい行動があれば伝えますし、相手だけでなく、自分自身と向き合う必要がある場合もあります。
それでも、その方自身の価値まで否定することはしません。
上手に説明しなくても大丈夫です。
話しにくいことほど、無理に整えず、そのまま聞かせてください。
そこから、鑑定は始まります。
美里先生の鑑定が向いている方
- 恋愛や人間関係で、同じような悩みを繰り返している方
- 相手の気持ちだけでなく、自分がこれからどう行動すればよいか知りたい方
- 一つの占術だけでなく、複数の角度から詳しく状況を見てほしい方
- 自分を責めることが多く、自分自身の魅力や強みが分からなくなっている方
- 友人や家族には話しづらい悩みを抱えている方
- 深刻になりすぎず、会話を楽しみながら本音を整理したい方
- 占いが初めてで、何から話せばよいか分からない方
- 一度で答えを出すのではなく、相談しながら少しずつ状況を変えていきたい方
占いのあとに、少し明日が楽しみになるように
占いで、過去に起きたことを消すことはできません。
相手の性格を、自分の思いどおりに変えることもできません。
けれど、これまでとは違う見方を知ることで、これからの選択を変えることはできます。
自分には価値がないと思っていた方が、自分の中にある魅力を一つ思い出す。
何もできないと思っていた方が、明日できる小さな行動を一つ決める。
それだけでも、未来は少しずつ動き始めます。
「あなたは、ここにいるだけで価値がある」
その言葉を、きれいごととして伝えるのではなく、カードや星、名前、手のひらに表れた、その方だけの根拠とともに届ける。
落ち込んだ表情で訪れた方が、帰る頃には少し笑顔になり、明日を楽しみにできる。
それが、鳳灯音 美里先生が目指している鑑定です。