運を味方につける人が、落ち込んだ日にしていること
いつも前向きに見えるあの人も、本当はちゃんと落ち込んでいます。違うのは、その気持ちとの付き合い方です。
落ち込んだ心を、受けとめる
運のいい人も、落ち込む日はある
いつも前向きで、きらきらして見える人。あの人はきっと、悩みなんてないのだろう。そんなふうに思ってしまうこともあるかもしれません。けれど、本当はみんな、ちゃんと落ち込んでいます。
違うのは、落ち込んだ気持ちとの付き合い方です。無理に元気を出そうとせず、まずはその気持ちを「今、つらいんだね」とそのまま認めてあげる。ふたをして見ないふりをするより、認めたほうが、心は早く回復していきます。運を味方につける人は、誰よりも自分の心に正直で、やさしいのです。
落ち込みは、やさしさの裏返し
そもそも、落ち込むのは、あなたが物事に真剣に向き合っているからです。どうでもいいことなら、心は動きません。傷ついたり、悔しかったりするのは、それだけ一生懸命だった証拠。
だから、落ち込む自分を「弱いな」と責めないであげてください。その感受性の豊かさこそ、あなたの優しさそのものです。深く落ち込める人は、その分だけ、深く誰かを思いやれる人でもあります。
泣きたい日には、思いきり泣いてしまっていいのです。涙が出る日も、あなたのなかのやさしさが、そっと教えてくれているのです。
落ち込んだ日の、静かな立て直し方
気持ちを書き出してみる
もやもやを頭の中に置いたままだと、それはどんどん大きく、重たく感じられてしまいます。だからこそ、紙に書き出してみてください。きれいな言葉でなくて構いません。「つらい」「悔しい」と、思いつくまま、そのまま書く。
すると不思議と、ばらばらだった気持ちは少しずつ整理されていきます。書いた瞬間に、心の重さをほんの少し、手放せることもあります。頭のなかをぐるぐるしていた思いを、そっと外に出してあげる。
書くことは、自分の心とそっと向き合う時間です。書くことは、いちばん静かで確かな、心の整理術です。
「まあ、いっか」を口ぐせに
できなかった自分を責めるより、「まあ、いっか」とそっと許してあげる。その小さな軽さが、心に余白をつくります。完璧でいようとするほど、わたしたちは苦しくなってしまうもの。
余白のある、ゆったりとした心のそばにこそ、よい巡り合わせはやってきます。今日できなかったことは、明日のあなたに、そっと預けておきましょう。背負った荷物を、ぜんぶ今日のうちに片づけなくていいのです。
ゆるい口ぐせは、こわばった心をやわらかくします。口ぐせがやわらかくなると、心も、めぐりも、すこしずつほどけていきます。
ゆっくり、立ち直っていく
誰かに、そっと話してみる
落ち込んだ気持ちは、ひとりで抱えていると、頭のなかでどんどん大きくふくらんでいきます。同じことを何度も考えて、出口が見えなくなってしまう。そんなときは、信頼できる誰かに、声に出して話してみてください。
うまくまとめようとしなくて大丈夫。話しているうちに、自分でも気づいていなかった本当の気持ちが、言葉になってこぼれ落ちることがあります。誰かに聞いてもらえた、ただそれだけで、救われることもあります。
誰かを頼ることは、弱さではなく勇気のしるしです。声に出すだけで、心はずいぶん軽くなるのです。
また明日から、で大丈夫
落ち込んだ日に、無理して頑張る必要はありません。今日はゆっくり休んで、また明日から。そんなゆるやかな切り替えができる人が、結果として運を引き寄せています。落ち込むことは、決して弱さではありません。
あなたが今日も、一生懸命に生きている証です。落ち込んだ日があるからこそ、いいことのあった日のうれしさも、深く味わえます。心は、晴れと雨をくり返しながら、少しずつ強く、やわらかくなっていくもの。どうか今日のあなたを、まるごと大切にしてあげてください。